地震まとめ

【屋外のみ】地震の際に避難できる!少し安全な場所5選

「外で地震が起きたら…」って、誰だって不安になるよね

地震がいつ来るか、正直わからない。
でも、ある日ふと「もし外にいるときに地震が来たら…」って思うこと、ありませんか?

家の中ならまだ備えようがあるけど、外だと怖いし、どこに逃げればいいのかもわからない。
私も以前、駅前で大きな揺れに遭ったとき、本当に混乱してしまいました。
人混み、建物、ガラス、自動販売機…。どれも危なそうに見えて、足がすくんだのを覚えています。

だからこそ今回は、屋外で地震に遭遇したときに、少しでも安全に避難できる場所についてお話ししていきます。
命を守るには、「そのときに動けるかどうか」が本当に大事なんです。


地震の際に避難できる!少し安全な場所5選

地震の際に避難できる!少し安全な場所5選

地震のときに屋外で避難できる場所は以下の5つです

  • 広めの公園
  • 電線や建物から離れた開けた道
  • 鉄筋コンクリートの大きな建物の中
  • 駐車場(立体でない平面のもの)
  • 河川敷やグラウンド(津波の可能性がない場合)

これらを個別に解説していきます。


広めの公園

公園は、比較的広くて建物もない場所が多いから、揺れたときでも安全性が高いです。
特に避難所に指定されているような大きな公園は、行政が整備しているため信頼できます。

たとえば東京都の代々木公園や大阪の靭公園などは、防災拠点としても有名
芝生や広場なら落下物も少なく、揺れが収まるまで安全に待機できます。

ただし、公園内にも街灯や遊具、大きな木がある場合があるので、揺れている間はそれらから少し距離をとっておくのが◎。

参考:東京都防災ホームページ「一時集合場所」


電線や建物から離れた開けた道

すぐに公園が見つからない場合は、建物の倒壊やガラスの落下が少ない場所を探しましょう。
電線やビルが密集していない広めの歩道などがおすすめです。

注意したいのは自動販売機や塀が意外と倒れやすいということ。
2018年の大阪北部地震では、ブロック塀が倒れて痛ましい事故も起きました。

何もない空間が一番安全。とにかく「何かが落ちてきそうな場所から離れる」が鉄則です。

参考:内閣府防災情報のページ「屋外での避難の注意点」


鉄筋コンクリートの大きな建物の中

鉄筋コンクリートの大きな建物の中

「え? 建物の中って危ないんじゃ?」と思うかもしれませんが、
実は鉄筋コンクリートで耐震性の高い建物なら、外より安全なこともあるんです。

特に、最近の商業施設やホテルは耐震・免震構造になっているところが多いです。
窓や看板のない中央通路や、柱の近くに一時避難するのもひとつの手。

ただし古いビルやひび割れが見える建物はNG。余震の危険もあるので、様子を見ながら慎重に。

参考:国土交通省「耐震診断と耐震補強」


駐車場(立体でない平面のもの)

立体駐車場は、揺れで崩れる危険があるためおすすめできませんが、
平面の駐車場であれば、建物も少なく安全性が高い場合があります。

特にスーパーやコンビニなどの広めの駐車スペースは、すぐに車が動かない時間帯なら一時的な避難場所になります。
ただし、電柱・看板・ガラス張りの建物からは距離をとって。

車が動き出したときの接触リスクもあるので、端に寄るなどの配慮を。

参考:日本自動車連盟(JAF)「災害時の駐車場利用」


河川敷やグラウンド(津波の可能性がない場合)

川沿いやグラウンドも、広くて逃げやすいので地震直後の避難に向いています。
ただし注意したいのは「津波のリスクがあるかどうか」。

海の近くや、河川が海とつながっている地域では、すぐに高台へ避難が必要になります。
逆に、内陸部の河川敷や校庭なら、落下物も少なく比較的安全に過ごせます。

参考:気象庁「津波に関する防災知識」


まとめ:屋外でも「どこに逃げるか」を知っておけば安心

まとめ:屋外でも「どこに逃げるか」を知っておけば安心

地震って、本当にいつ起こるかわからない。
だからこそ、日ごろから「もし外で揺れが来たらどこに逃げよう?」ってシミュレーションしておくことが、とても大切です。

「地震=怖い」で終わらせず、「じゃあどうする?」まで考えておくことで、いざというときに迷わず行動できます。

スマホで近くの公園や避難所を調べておくのも、今日からできる立派な備えです。

あなたの毎日が、少しでも安心に近づきますように。

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