「電気がない冬」を想像すると、不安になりますよね
冬の寒い日に突然地震がきて、電気が止まってしまったら…
そんな想像をして、不安になったことはありませんか?
私も、夜にふと「暖房なしでどうやって過ごすんだろう…」と心配になって、ひとりで検索しまくったことがあります。特に家族と同居している場合、自分以外のことも考えてしまいますよね。
防災準備として、非常食や水は準備してあるけど、寒さ対策は見落としがち。
でも、寒さは体力を奪いますし、低体温になると命にも関わります。
「停電になっても、あたたかく過ごせる方法が知りたい」
そう思っているあなたに向けて、電気を使わない“あったか防災グッズ”を5つご紹介します。
電気を使わなくてもあったかい!冬の暖房対策5選

電気を使わずにあったまる方法は、以下の5つです。
- カイロ(貼るタイプ・持つタイプ)
- ポータブルガスストーブ
- 寝袋(封筒型タイプ)
- 断熱シート&毛布の重ね使い
- 湯たんぽ
では、それぞれどうやって使えば効果的なのか?理由や注意点も含めて、わかりやすく解説していきますね。
カイロ(貼るタイプ・持つタイプ)
手軽さで言えば、まずはカイロ。
貼るタイプは背中やお腹、腰に貼ると体の中心が温まります。血流が良くなって、全体がじんわりぽかぽかしてくるんです。
持つタイプは、手が冷たいときにありがたい存在。
手を温めるだけでなく、寝るときにお腹のあたりに入れると、すーっと眠りやすくなるという声も。
ただ、使用期限があるので、年に1回くらいは入れ替えをチェックしておきたいところです。
ポータブルガスストーブ
ちょっと大げさ?と思うかもしれませんが、電気が止まったときの「命綱」になるのがガスストーブ。
小型で持ち運びしやすいものも多く、カセットガスで動くので災害時でも安心して使えます。
注意点としては、必ず換気をしながら使うこと!
一酸化炭素中毒にならないように、少しでも窓を開けるなどの工夫が必要です。
日常的にアウトドアをする方なら、キャンプ用品としても使えるので、一石二鳥かもしれませんね。
寝袋(封筒型タイプ)
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「毛布があるから大丈夫」と思いがちですが、寝袋の方が密閉性があって、体温を外に逃しにくいんです。
特におすすめは、封筒型のタイプ。
中で動きやすいですし、チャックを開ければ布団のようにも使えます。
寝袋ってアウトドアのイメージが強いかもしれませんが、災害時の避難所や車中泊にもぴったりなんですよ。
断熱シート&毛布の重ね使い
これも意外と見落とされがちなんですが、断熱シートはかなり強力な味方です。
よく「銀色のシャカシャカしたやつ」と言われるアレですね。
体に巻いてもいいし、床に敷くだけでも冷気がかなり防げます。
その上に毛布を重ねると、保温効果はぐっとアップ!
軽くてコンパクトなので、非常用リュックに1枚入れておくと安心です。
湯たんぽ
昔ながらのアイテムですが、これがまた優秀なんです。
お湯さえあれば、体の芯まであたたまる。
ポリ製の軽いものや、布カバー付きのものなら、寝るときも快適。
ストーブやガスコンロでお湯を沸かせる環境があれば、何回でも使えます。
ただし、直接肌にあてると低温やけどの危険もあるので、タオルでくるむなどして使いましょう。
冬の災害に備えるために「寒さ対策」はとても大事

非常食や水と同じように、寒さから体を守る準備も忘れたくないですよね。
停電が長引けば、冷えはどんどん身体をむしばみます。
「寒さ」は見えない敵ですが、じわじわと体力を奪うので、油断できません。
だからこそ、今回紹介したような「電気がなくてもあたたかく過ごせる方法」を知っておくことは、とても大切です。
全部そろえるのが難しくても、まずはカイロや断熱シートなど、手に入りやすいものから少しずつ準備してみてくださいね。
「備えあれば、寒さも怖くない」
この冬、あなたとご家族があたたかく、安心して過ごせますように。